陸閘・水門(横引きゲート)自動開閉装置

NETIS登録番号:SK−140003−A

電動ガス圧ハイブリッド駆動TYPE
ガス圧駆動TYPE
電動駆動TYPE

(*電動駆動TYPEはNETIS登録外です)

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高知県高知市横浜灘漁港
電動ガス圧ハイブリッド駆動TYPE
 
高知県高知市御畳瀬漁港
ガス圧駆動TYPE
高知県須崎市野見漁港
ガス圧駆動TYPE
本装置は、防波堤の開口された場所に設置された横引きゲートを、津波や高潮、高波の際に、自動に開閉させる装置(開閉装置)です。
操作はボタンを押すだけのワンタッチ式です。
ゲートの開閉、上昇下降、締付け(ロック)の一連の動作を全て自動で行いますので、緊急時にも素早く対応できます。標準仕様での各ボタンによる動作は以下の通りです。

閉 ボタン動作
ロック開放→ゲート閉鎖→ゲート下降接地→締付け(ロック)

開 ボタン動作
締付け(ロック)開放→ゲート上昇→ゲート開放→ロック

停止 ボタン
その場で停止します。
操作盤はワイヤレス式ですので、伝送距離内(25m)であれば取付け位置は自由です。もちろん、配線工事は不要です。
また、簡単にスイッチBOXを追加できるので、オプションの中継アンテナを使用する事で遠隔操作も可能です。(伝送距離300m)
固定操作盤 遠隔操作用スイッチBOX
駆動機構部や制御部はモジュール化されており、ゲートに合わせた設計、施工を効率よく行えます。
制御プログラムも入力済みであり、使用するゲートにあわせた簡単な調整(開閉スピード等)だけで使用できます。
駆動機構部 制御盤
駆動方法は以下の3typeがあります。

1、電動ガス圧ハイブリッド駆動type
 常時は商用電源を使った電動駆動、停電時窒素ガスボンベを使ったガス圧駆動

2、ガス圧駆動type
 窒素ガスボンベを使った蓄圧式ガス圧駆動

3、電動駆動type
 商用電源を使った電動駆動


全てのTYPEの駆動装置とも通常はニュートラル(フリー)の状態であり動力とは切り離されています。
このため手動操作時に特別な操作は一切不要です。
出力軸は2軸切替、3軸切替の機構を選択できます。(もちろん1軸も可能です、切替ではないですが・・・)

2軸切替 開閉、昇降
3軸切替 開閉、昇降、締付け
1軸    開閉


代表的な出力軸の配置を下図に示します。(他の配置も可能です。)
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1、電動ガス圧ハイブリッド駆動TYPE
常時は商用電源を使って電動でゲートの開閉を行います。
操作釦を押した時停電であれば自動でガス圧駆動に切り替わりゲートの開閉を行います。
動作途中で停電した場合は自動でガス圧駆動に切り替わり開閉動作を継続します。
停電が解消した時は自動で電動駆動に切り替わります。
駆動装置(前面カバーは取外しています)
『ゲートは利用時以外は常時閉鎖しておく』という国や自治体の指針に対応するために開発しました。
常時閉鎖しておいて、利用時にその都度開放するという使用方法の場合、おのずとゲートの開閉回数は増えてしまいます。
また、重くて、操作方法が特殊であるゲートを一般の方が手動で操作する事は容易ではありません。
本駆動装置は常時の操作を電動による自動操作にする事によってそれらの問題を解決しました。
また、バックアップ装置としてガス圧駆動を搭載する事によって、停電時でも同様の操作を可能としました。

常時の操作は商用電源での電動駆動であるため、操作回数に制限はありません。
ガス圧駆動は非常時、災害時等の停電時のバックアップ装置として使います。
駆動方法(電動、ガス圧)の判断、切替はもちろんですが、全ての動作を自動で行いますので、操作はどんな時でもボタンをワンプッシュするだけです。
動作途中での停電時でも、その場から全ての動作が自動で継続されます。
ワンプッシュ操作なので、災害時の混乱した状況でも操作ミスする心配がありません。
電動駆動typeのバックアップとしては、発電機が一般的ですが、燃料がガソリンや軽油といった可燃性であり、火災等の2次災害の可能性があります。
また発電機自体大きい為、据付場所を別に確保する必要があります。
ガス圧駆動では不活性ガスである窒素を動力源としているため、万が一漏れても火災等の心配がなく、環境への影響もありません。
窒素ガスボンベ
(1本搭載BOX仕様)
また、本装置はモーターを含めた駆動部は全てモジュール化されておりワンボックスに収められています。
コンパクトであり、ガスボンベを含め、殆んどの機器がゲート内に収納されます。
機器類の設置スペースを別に設ける必要が無く、据付作業も効率よく行えます。
電動ガス圧ハイブリッド駆動ゲート搭載例
(ゲート寸法 純径間6m高さ2m扉体厚0.5m)
注)本搭載例は、駆動装置 2軸切替、ゲート固定方式 フック型ロック装置仕様です。
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2、ガス圧駆動TYPE
窒素ガスボンベを動力源としてエアーモーターを駆動する事によってゲートの開閉を行います。
消費電力の少ない制御用電源はバッテリーを使用しているため、停電時にも操作が可能です。
駆動装置(前面カバーは取外しています)
本駆動装置はボンベを使った蓄圧式のため、操作回数はボンベ容量により限定されるため、普段、閉鎖しておく事ができないゲート(漁港のような24時間往来のある場所、道路等に設置されたゲート)や開閉回数が少なく通常は手動で操作するゲートの緊急閉鎖装置として適します。

制御電源用のバッテリーへの充電は、ソーラー発電と商用電源(100v)からの充電システムを選択して頂けます。
ソーラー発電からの充電システムは商用電源を引く必要がないため、駆動動力源が圧縮ガスである事と合せて完全自立型となります。
ゲート本体の改造だけですむため、現地工事の工期短縮、コストダウンが可能となります。
100v商用電源からの充電システムは、安定した電源である事が一番の利点となります。
ゲートの設置条件、気象条件等に左右されず、確実な充電電源が確保されます。
窒素ガスボンベ
(3本搭載仕様)
ソーラーパネル
ガス圧駆動ゲート搭載例
(ゲート寸法 純径間6m高さ2m扉体厚0.5m)
注)本搭載例は、制御電源 ソーラー発電、駆動装置 3軸切替、ゲート固定方式 締付け装置仕様です。
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100v商用電源から充電する時のオプションです。
ガス圧駆動の場合、基本的には常時開位置にゲートがある事を利用して、開位置で充電、動作時離脱とする事によって、給電用の長い電線が不要となり、それに伴う配線処理がなくなるため現地工事の工期短縮が可能です。
また、寒冷地や積雪地のような給電ケーブルの凍結が予想される場合に適します。
ただし、開位置でのみの充電となるため、その他の位置(閉鎖状態や中間停止状態)での放置時間が長く続く場合はご相談下さい。
非接触充電装置
3、電動駆動TYPE
商用電源を動力源としてゲートの開閉を行います。

停電時は動作不能となるため、停電時バックアップ装置が必要な場合は別途、発電機、バッテリー等を組合わせる事が可能です。


右の写真は説明を分かりやすくするため素人修正しています。
駆動装置(修正画像です)
ゲート開閉装置の今の主流は電動駆動に非常用電源として発電機を組合わたものだと思われます。
(弊社調べですので間違ってるかもしれませんが・・・)


本TYPEは電動ガス圧ハイブリッドTYPEから、ガス圧駆動部分と電動ガス圧の切替機構、ガス圧関連機器、ガス圧制御部分、充電装置、バッテリーを取り払い電動駆動に特化させたものです。
駆動装置の2軸(開閉、昇降)、3軸(開閉、昇降、締付け)の切替機構と電動制御関連はそのまま使用します。(3相200V駆動の場合)
また、電動モーターは任意に選択可能であり、直流モータートとコントローラーを使用する事によるバッテリー駆動も可能です。(充電装置は使用し、バッテリーはEBタイプに変更になります。)
電動ガス圧ハイブリッドTYPEの副産物的なTYPEですが、本装置の特長であるコンパクトで扉体内にほとんどの機器を収納可能、モジュール化による設計、施工の効率化が可能といった特長をいかした物となっています。
3相200V駆動
ギアードモーター
DC24V駆動
ギアードモーター
電動駆動ゲート搭載例
(ゲート寸法 純径間6m高さ2m扉体厚0.5m)
注)本搭載例は、3相200Vバックアップ装置無、駆動装置 2軸切替、ゲート固定方式 フック型ロック装置仕様です。
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ゲート固定装置 
ゲート閉鎖後、ゲートを固定する装置です。
現在の自動ゲートでは転倒防止だけで、固定しない場合もあるようですが、その場合は不要な装置です。

固定方法は締付けTYPEとフック型ロックTYPEの2TYPEがあります。
どちらのTYPEも手動操作は問題なく行え、自動操作時には完全自動で動作します。
締付けTYPE
締付け装置(電動駆動TYPE) ロックアーム(上・締付時 下・開放時)
筐体側の切欠にゲートを締め付けて固定するTYPEです。
駆動装置と組合わる場合は3軸切替えTYPEを使用します。
既設ゲートの改造の場合は左の写真の締付け部分を変更します。
締付け部はゲートによって、寸法、構造がまちまちであるため、標準仕様化は断念しました・・・
カスタムメード対応となります。
ゲートの締付け部構造、寸法等を教えて頂ければ、できる限り対応します。
ただし、筐体(堤防)側の受け部の改造が必要になる場合もあります。
新設ゲートの場合は相談頂ければ、弊社側からの提案も可能です。
手動ゲートの締付け部
フック型ロックTYPE
ロック装置パワーシリンダー(電動)TYPE ロック装置エアーシリンダーTYPE
ロック装置水没対応TYPE ロック装置水没対応TYPE駆動部
新設の自動化ゲートで多く採用されているロックTYPEのゲート固定装置です。
閉鎖、開放位置でゲートをロックします。
2軸切替の駆動装置と組合わせて使用します。
パワーシリンダーTYPEは電動ガス圧ハイブリッド、電動駆動TYPEで使用します。
エアーシリンダーTYPEはガス圧駆動TYPEで使用します。
また、海側設置になる開放側のロック装置は水没対応とし、ロック装置と駆動部分を分割し駆動部分をゲート上部に設置、プッシュプルロッド(ロッド長さは指定寸法で製作します)にて駆動する構造としました。
手動操作は問題なく行えます。
自動運転時はロック装置側の操作は不要です。手動操作が途中介入している場合でも自動でリセットされ、動作します。

こちらのTYPEは上の写真の物を標準使用としています。